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別居後、少しずつ落ち着いた生活
6月に夫が家を出て行ってから
私と娘の生活は、少しずつ落ち着きを取り戻していった。
2人で支え合いながら、すごく楽しく、穏やかな時間を過ごしていた。
繰り返される「離婚してほしい」の連絡
数ヶ月に一度、夫から連絡が来る。
「離婚について考えてもらえましたか?」
「どんな条件なら離婚してもらえますか?」
そのたびに私は、
「今は生活を安定させるのが精一杯」
「考えているけど、まとまりません」
と返して、はぐらかしていた。
実際、本当にそれが精一杯だったし、
答えなんてすぐに出せるものではなかった。
勝手に進められていた離婚届
そんなある日、夫からこんな連絡が来た。
「実家に帰ったとき、親に離婚届の保証人欄サインしてもらったから」
は?
こちらは何も合意していないのに、
勝手に書類を用意していることに衝撃を受けた。
そして同時に、不安がよぎった。
これって勝手に離婚届を出されることはないのか?
離婚届は勝手に受理される可能性がある
調べてみると、
形式が整っていれば、
たとえ合意していなくても離婚届は役所では、普通に受理されてしまう。
そうなの??
もし勝手に提出された場合、
もちろんそれは犯罪であり、無効にすることはできるのだが
元に戻すには裁判所への手続きが必要で
とてつもなく面倒なことになるという。
それを知ったとき、
一気に怖くなった。
まさかとは思ったが、
別居前のあの様子を思い出すと
常識で考えていてはいけないのかもしれないと思った。
「離婚届不受理申出」を提出
私はすぐに市役所へ行き、
離婚届不受理申出を提出した。
👉離婚届不受理申出とは?くわしくはこちら
窓口で手続きをすると、
職員の人が、私と夫の本籍地の自治体へ確認の電話をしている。
「○月○日○時○分、受理しました!」
そのやり取りを聞きながら、
こんな細かく確認するんだと変な感動をした。
不受理届で守れるもの
この離婚届不受理申出を出しておけば、
自分が取り下げない限り
勝手に離婚届が提出されても受理されない。
実際に離婚するときには、自分で不受理届の取り下げをした。
ひとまず、大きな安心を得ることができた。
夫は離婚を急いでいた
夫は明らかに離婚を急いでいた。
おそらく、不倫相手との関係は続いている。
別居先の物件を調べると、
一人暮らしとは思えない間取りだった。
――そういうことか。
そう思うと、余計に腹が立った。
「やっぱり離婚はしてやらない」
そんな気持ちにもなった。
未練などみじんもないが、思い通りにはしてやりたくないのだ。
少しずつ考え始めた離婚条件
それでも、何度も条件を聞かれるうちに、
「自分は何を望んでいるのか」
「どんな条件なら離婚してもいいのか」
を考えるようになっていった。
自分の中で整理した条件
考えていたのは主にこの3つ。
- 娘の生活環境は変えたくない
- 今住んでいる家をもらいたい
- 養育費をしっかり支払い、公正証書を作る
年金分割については、
そこまで執着しなくてもいいと思っていた。
話し合いは平行線
しかし、条件を伝えても
「無理だ」
「払えない」
「破産する」
と取り合ってもらえない。
結果、
「じゃあ離婚しないわ」
で終わるやり取りを何度も繰り返した。
家の査定で見えた現実
弁護士に相談すると、
「家の価値を把握するために査定を」
と言われ、不動産会社に依頼した。
すると、土地の値段が上がっているので
購入時より数百万円〜1000万円高く売れる可能性
があることがわかった。
それでも家を手放したくなかった理由
売却すれば利益が出る。
でもそれは分けることになる。
正直、それは避けたかった。
夫には借金もあり、
財産分与すればその返済に消えるのが目に見えていたからだ。
だからこそ、
家を手放さず、自分のものにしたい
という気持ちが強かった。
離婚に踏み切れない本当の理由
夫への気持ちは、もう残っていない。
それでも離婚に踏み切れなかった理由は一つ。
経済的にやっていけるのか
それがすべてだった。
ついに迫られた決断
別居から1年半が経った頃、夫が言った。
「これ以上はぐらかすなら、弁護士を入れて調停する」
――ついに来たか。
有責配偶者からの請求は原則、認められないので、不調にすればよいのだが
正直、弁護士を挟むやり取りはもうこりごりだった。
本気で向き合うと決めたこと
その言葉をきっかけに、
私は毎日のように離婚条件を考えるようになった。
そしてようやく気づいた。
向き合うべきは「感情」ではなく「現実」だということ
私は、お金の事、経済的な事について
本気で向き合うことを決めた。
👇続きはこちら お金に向き合った話
自分の資産を可視化してシミュレーションすることの大切さ|離婚の時期を早めた理由
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全て実体験にもとづいて書いています。
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