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お盆前の月曜日の朝、
夫はスーツケースに服を詰めて家を出て行った。
もちろん、別居には同意していない。
何も言わず、早朝にこそっと出て行った。
どういうことなのか、理解が追いつかなかった。
勝手に別居を始めたのか。
女のところなのか。
それとも、どこか別の場所なのか。
頭の中は完全に混乱していた。
娘の前では平静を装っていたが、
正直、限界だった。
母親失格だと思った日
その頃の私は、探偵のことで頭がいっぱいだった。
いつ調査を入れるか。
どうすれば証拠が取れるか。
そればかり考えていた。
このまま証拠がないまま別居されるのはまずい。
とにかく、早く証拠を取らなければ。
毎日のように担当のMさんに電話をしていた。
仕事も、ほとんど手につかなかった。
そんな私に、Mさんは言った。
「娘さんのこと、ちゃんと見てる?
お母さんがずっとスマホを見ていたら、絶対に伝わるよ。ちゃんとケアしなくちゃ。」
その言葉で、ようやく我に返った。
私は、何をやっているんだろうと思った。
一番大切な娘を、不安にさせているかもしれない。
中学生になって初めての夏休みなのに、
どこにも連れて行っていない。
夜も辛くて、早く部屋にこもってしまう自分。
申し訳なさでいっぱいだった。
その週は調査をやめて、
娘と2人で近場のホテルに泊まることにした。
プールに入って、ご飯を食べて、
ただ一緒に過ごした。
娘は本当に楽しそうだった。
去年まで小学生だった。まだ幼い。
この子は、本来こんなふうに笑う子なんだと。
こんなにかわいい笑顔を見ずに、夫は何をやっているんだろう。
本当に、バカだと思った。
再びの空振り
数日後、夫は何事もなかったように帰ってきた。
どこに行っていたのかも聞かなかったし、
夫も何も言わなかった。
もう私たちの間に会話は、ほとんどなかった。
その次の金曜日の夜、
調査を依頼した。
結果は空振りだった。
夫は会社を出たあと、
食事とお酒を買い、
一人でビジネスホテルにチェックインした。
女性と一緒ではなかった。
意味がない。
また外した。
「今日しかない」と思った日
さらに10日ほどが過ぎた。
減っていくお金と、平静を装わなければならない日々で
私の精神状態は、かなり限界に近づいていた。
そんな中、ある日の朝、夫が言った。
「明日も朝が早いから、今日は仕事場近くのホテルに泊まるから」
聞いた瞬間、嘘だと思った。
いつもは何も言わずに勝手に外泊しているのに
わざわざ予定と理由を伝えてきたからだ。
なぜか、この日は確信があった。
今日、絶対に会う。
迷わず、その日の調査を依頼した。
決定的な不貞の証拠
夕方、調査員から連絡が来た。
「ご主人が女性とホテルにチェックインしました」
相手は、以前から確認されていた女性。
通勤途中で待ち合わせたり
自分で尾行したとき一緒に観劇をしていた、
あのショートカットの女性だった。
やっと、つながった。
ショックよりも先に、
「証拠が撮れた」という安堵で涙が出た。
ーーーー翌朝。
2人は時間差でホテルを出た。
服装も変わっていた。
チェックインとチェックアウト、
両方の記録が揃ったことで、
不貞行為は確定した。
探偵からの予想外の報告
その後も調査は続いた。
しかし、それまでこまめに連絡をくれていた調査員から、
しばらく報告が途絶えた。
1時間。
2時間。
連絡がない。
少し不安になり始めた頃、
ようやく電話がかかってきた。
「ご主人たちはタクシーで移動し、別の場所で降りました」
「尾行できたんですね」
驚いて、そう返すと、
調査員は少し間を置いてから言った。
「……この先は、少しショックかもしれませんが、大丈夫ですか?」
嫌な予感がした。
「どうしたんですか?」
一呼吸おいて、言われた。
「……2人で産婦人科に入りました」
その場で、力が抜けて座り込んだ。
さらに続く行動
その後の報告では、
2人はその場所を出たあと、食事をして、
しばらく買い物をして過ごしていたようだ。
そして、再びいわゆる、そういうホテルへ入った。
入る時は手をつないでいたそうだ。
一度では終わらなかった。
ありえない。
ここまでの証拠は別にいらなかった。
知りたくなかった。
探偵に依頼する時点で、
自分の想定以上のことを知ってしまうリスクはある。
頭の中が整理できなかった。
整理しようしても、混乱して
吐き気が込み上げてきた。
女の正体を追う
私はそのまま、調査を続けてもらい、
女性の自宅まで尾行してもらうことにした。
ようやくここまで来た。
相手の正体を、きちんと知る必要がある。
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離婚ロードマップ⑨|不倫相手の正体が判明|探偵調査で特定された一部始終
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