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探偵を探し始めた理由|不倫の証拠が必要だと知った日
「戦う」と決めたものの、
何から始めていいのか分からなかった。
とにかく調べた。
「不倫」「浮気」「不倫慰謝料」
思いつく言葉を、片っ端から検索した。
そこで初めて知った。
私は、いわゆる
“サレ妻”という立場なんだと。
いろんな体験談を読んだ。
信じられないような修羅場ばかりで、
さらに胃が痛くなった。
でも同時に、
「自分だけじゃない」
そう思えた。
不倫の証拠だけでは足りない|慰謝料請求に必要な条件
私の手元には、いくつかの証拠があった。
・コンドーム3つ
・行為の時に飲む錠剤
・高級温泉旅館の領収書
・日帰り温泉旅行のPASMOの履歴
どう見ても黒。
でも、調べて分かった。
これだけでは足りないのだ。
不倫慰謝料を請求するには、
相手を特定した上で
「不貞行為」=肉体関係を
証明しなければならない。
請求だけならできるが、今の証拠では言い訳されてしまう。
裁判まで行った場合、勝てないことは明白だ。
なぜ、傷ついた側が大金を払って
それを証明しなければいけないのか。
理不尽だと思った。
でも——
証拠がなければ、何もできない。
それはまるで、
地獄に入るための通行手形のようだった。
私は、探偵事務所の面談を予約して行き始めた。
探偵事務所①|有名探偵事務所A
最初に行ったのは、有名な探偵事務所A社。
テレビや、広告でも目にした事のある
多分大手の探偵事務所だ。
ターミナル駅近くのきれいなビル。
通された応接室も立派だ。
対応してくれたのは、
黒縁メガネのスーツの50代くらいの女性。
まるで銀行員のような感じの人だった。
私は・・・・話す前に泣いてしまった。
情けなくて、悔しくて、
何でこんなところに来てるの私?
一気に感情があふれ出た。
その人は、ただ静かに待ってくれた。
「お辛いと思います。。。」
とティッシュをそっと差し出してくれた。
やさしい。
ちゃんとしている。
信頼できる。
鼻をかみながらいろいろ話を聞いてもらった。
きちんとした見積もり、対応。
安くはないので、お金に余裕があれば、
ここは信用できそうな感じではあった。
当時初めてだったので高い!となったのですが
結局、私が支払った総額を考えるとそこまで法外に高いというわけではなかった。
この日に会うことが分かってるという場合は
確実な仕事をしてくれるのではないかという
ポジティブな印象が残ってます。
探偵事務所②|中小の探偵事務所B社に行ってみた
そんな中、夫が言った。
「○日、ゴルフ行くから」
珍しく予定を伝えてきた。
これはチャンスだと思った。
その日に、証拠を取りたい。
私は焦っていた。
別の探偵事務所B社にコンタクトを取ってみた。
名前はネットで見かけたことあるけど、大手ではなさそうな事務所だ。
ホームページの独特のいかがわしさが気になったが、
立地的に自分の地域にも支店があるという事が惹かれた理由だった。
事前に電話受付の女性と話し、予約を取った。
場所は、申し訳ないけど、
入るのに結構な勇気のいる雑居ビルの1室
暗く、狭い階段を上ったところにある
鉄でできた、むちゃくちゃ重いドアを開ける。

正直、嫌な予感はしていた。
出てきたのは若い男性。
正直、スーツ・髪型ともに清潔感に若干欠ける。(失礼・・・)
すごく帰りたくなった。
しかし、この人がとにかく話を聞くのがうまかった。
気がつけば、3時間。
ぶっ通しで話していた。
「今日契約すれば割引になります」
時間がない。
焦っている。
話も聞いてもらった。
そして私は——
その場で契約してしまった。
10時間、30万円のセット料金。
探偵初調査で失敗した話|名無しの調査員・連絡が取れない違和感
これは完全に失敗だった。
最初の違和感は、
調査員が名前を名乗らないことだった。
「B社です」
それだけ。
B社の〇〇です。の○○の部分を名乗らないのだ。
誰なのか分からない。
名前を聞いても答えない。
なぜ名乗れないのか?と理由を聞いても、
「そういう決まりです」としか言わない。
——え?おかしくない?
と文句を言っても、返金はできないという。
仕方なく、続行した。
探偵調査の実態|お金だけが消えた初日
調査初日。
18時から会社の前で調査開始。
30分後。
夫は会社を出た。
が、コンビニでお弁当を買って会社に戻ったそうだ。
終了。
見事な空振り。
この1回で、10時間のうち、4時間消費。
一瞬で約10万ちょっとが消えた。
しかも、調査中は連絡が取れない。
複数人で尾行をしているはずなのに、
途中経過は一切なし。
こちらから連絡しても、
全く折り返しなし。
状況も分からない。
何も分からないまま、
お金だけが減っていく。
この時、確信した。
ここでは、証拠は取れない。
何より、夫の行動が読めないのに、このシステムではお金がいくらあっても足りない。
他の探偵を探そう。という結論に至った。
弱っている時は危険|無料相談でさらに探偵選びに失敗するところだった話
このときの私は、誰にも相談できなかった。
友達にも。
親にも。
私の状況を要約すると
「夫に不倫をされていて、よくわからない探偵に大金を払って、お金をドブに捨てた話。」
である。
この話を、冷静に話せる自信がなかった。
誰かに聞いてほしいのに、恥ずかしくて誰にも言えない。
人間、弱っているときって、
本当にわらにもすがってしまう。
誰かに相談したくて、ただ話を聞いてほしくて
「無料でお話聞きます」という
ネットで探した相談先に電話した。
電話に出た年配の男性相談員はこう言った。
「あなたが今依頼してる探偵の名前教えて。今調べるから。」
私「○○事務所です」
相談員「今調べるね」
「あー。そこ行っちゃったんだね。困ったなあ。クレームが多くて有名な事務所なんだよね。」
「今、普段は予約が取れない、いい所紹介するから、ちょっと待ってて!」
一瞬、何てありがたい!と思ってしまった。
でも、なんか話がうますぎる。
少しだけ冷静になって口コミを調べた。
すると————
「高い探偵を紹介された」
という評判がいっぱい出てきた。
無料相談と語って、おそらく裏で探偵事務所と組んでいるのだろう。
※個人の見解です。
折り返しの電話がかかってきて、
他の探偵を紹介される前に、着信拒否したので事なきを得たが、
今思えばかなり危ない状態だったと思う。
さらに、探偵で失敗するところだった。
探偵選びで後悔しないために|絶対にやってはいけないこと
これから探偵を探す人に、どうしても伝えたいことがあります。
その場で契約せず、一度持ち帰って冷静に判断することを強くおすすめします。
その時のあなたは
正常な判断が出来ていません。
一度持ち帰って冷静に考えることが大切です。
※すでに信頼できると判断で来ている場合や、十分比較検討した上であれば例外です。
探偵の事務所に自ら赴いて契約した場合、原則、クーリングオフの対象外になります。
できれば、信頼できる人1人だけでもいいので
誰かに相談して客観的に自分のことを見てもらってください。
私には、その1人がいませんでした。
実母は病気療養中で、
妹とも疎遠で、
友達にも話せなかった。
後悔しています。
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それでも止まれなかった探偵探し|新たな出会い
そんな状況でも、私は止まれなかった。
絶対に証拠をつかむ。
という強い信念に突き動かされていた。
昼も夜も関係なく、
探偵を探し続けた。
振り返って今だから言えること
この時の私は、正直かなり焦っていて、
“とにかく早く証拠を取らなきゃ”としか考えていませんでした。
でも今思うと、
探偵に行く前に“自分がどうしたいのか”を
整理しておくべきだったと感じています。
👉探偵に行く前に決めるべき3つのことはこちら
そして実際に、最初の探偵選びでは失敗しています。
料金や契約内容など、事前に確認しておくべきポイントを
知らなかったことが原因でした。
👉探偵選びで失敗しないためのチェックポイント10はこちら
探偵選びで一番困ったことは、「比較サイトが多すぎて、何を信じていいか分からなかったこと」でした。
私が実際に相談した探偵社や、今振り返って参考になると思う相談先をまとめています。👇
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