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探偵の証拠を取ってから約1年後、
夫の不倫相手・倫子への慰謝料請求は決着した。
慰謝料も振り込まれ、形としては解決した。
――形としては。
解決したはずなのに残る違和感
夫からの誠意ある謝罪はなかった。
それどころか、不倫の原因を私のせいにされ、
慰謝料請求の過程についても、たびたび非難された。
当然、受け入れられるものではない。
お金は振り込まれた。
口座の数字は増えた。
でも、それだけだった。
何も解決していない。
そんな感覚だけが残っていた。
続いていた関係の証拠
家庭内別居は続いていた。
夫の態度も変わらない。
口も利かない、目も合わせない。
完全無視だ。
外泊は一時的に減ったものの、
秋頃からまた増えていった。
私は以前からやっていた
- 不倫相手のSNS投稿
- 夫の領収書
- PASMOの履歴
- 帰宅時間
を照らし合わせ、記録を続けていた。
PASMO履歴には、何度も倫子が住んでいる最寄り駅が現れ、
宿泊の形跡も残っていた。
――関係は続いている。
そう感じていた。
怒りはあったが、もうなんか虚無感に襲われていた。
決定的だった年末年始の出来事
しかし、ある出来事が私の気持ちに火をつけた。
年末年始、夫が不倫相手と一緒に
自分の実家へ行こうとしていたのだ。 ありえない。
たまたまPC開きっぱなしのまま、夫はお風呂に入っていた。
脇が甘い。甘すぎる。
「年末年始に彼女と帰るんだよー!」という浮かれた友達とのやり取り。お前、既婚者だろ?
さらに、2人分の飛行機やホテルの予約までされていた。
思い出した「違約金条項」
そのとき、ふと思い出した。
示談書に設定していた違約金条項。
再び不貞行為があった場合、1回につき300万円を支払う
正直、使うことはないと思っていた。
でも、この状況を見て、
初めて現実的に考え始めた。
自分で違約金請求をする決断
R弁護士に相談すると、
「限りなく黒に近いが、証拠が必要」
と言われた。
旅行の予約や会話だけでは不十分。
不貞行為の証明がなければ請求は難しい。
弁護士は、特に証拠がなければ否定的だ。
そりゃそうだ。
ただ、もう一度探偵を依頼する選択肢は金銭的にもなかった。
そこで私は考えた。
これまで集めてきた
- 倫子のSNS投稿 (ほぼ夫と行った飲食店の写真)
- 夫の財布の領収書
- 夫のPASMO履歴
- 帰宅時間
をもとに、
自分で違約金請求をすることはできないか?
弁護士に依頼しなくても、
自分で行動すること自体は自由だ。
前回の経験もあり、
今回は自分でやってみようと決めた。
内容証明を自分で送る
調べてみると、内容証明は自分でも送れる。
オンラインで手続きできる「e内容証明」を使えば、
郵便局に行かなくても24時間、簡単に内容証明が発送可能だった。
それを知って一気にハードルが下がった。
SNSの投稿のお店と、夫の領収書と、PASMOの履歴、帰宅時間
その証拠が全部そろっている日時を挙げて
違約金300万円の請求書面を作成した。
送信ボタンを押すときは、さすがに手が震えた。
送達の日に感じた恐怖
配達予定の日、ちょうど休みだったので
私は家にいることができず、娘とホテルに避難した。
それくらい、怖かった。
でも、もう後戻りはできなかった。
ネットで、何時何分に相手が受け取ったかが、
追跡できるようになっていたので
ドキドキしながら追っていた。

予想外だった相手の反応とやりとり
数日後、相手からメールで連絡が来た。
どうせ、もう別れてるので、お金払えない。
お金がないとでも言ってくるのだろうと思っていた。
しかし、内容は、予想に反したものだった。
実際はもっとものすごい長文だったが、冒頭の謝罪の部分だけ。
あや様まず、この度は、一連の私の行動で、あや様、娘さんを大変傷付け、
苦しませてしまった事、心からお詫びいたします。
合意書を取り交わしたにも関わらず、私は関係を続けることを選んでしまいました。
謝罪が遅くなり、これまで嘘をつき、精神的に辛い思いをさせ、
不快な思いもさせてしまいましたこと、
誠に申し訳ございませんでした。
今更、このタイミングで謝罪をしたからといって
事実が消えるわけでもないですし、謝罪を受け入れてくださるわけではないことも
重々承知しております。違約金につきましてもお支払いいたします。
本当に申し訳ありませんでした。
心からお詫びしてもらっても、何も戻らない。
しかし、正直ダメもとで、懲らしめるための違約金は請求だったので
拍子抜けした。
その後、私と倫子は何度もメールのやり取りを重ねた。
・平和だった家庭を壊し、娘から父親を奪ったことを一生忘れないでほしい。
・許せない気持ち
・精神的に落ち込んで心療内科に通っていること
・友達にも会えなくなってしまった事。
・仕事も続けるのがやっとの事。
・違約金を請求した経緯、バカにされていると感じた事。
などなど、全て自分の気持ちをぶつけた。
そして、何度も続くやりとりの中で、
彼女は妊娠の事も認めた。
あやさんの旦那さんとの間の子供です。
うちの夫はしらを切りつづけていたが
彼女ははっきりと認めた。
本当は夫の口からからすべて事実を聞いて
謝罪をしてもらいたかったが、仕方がない。
本心なのか、本当のホントのことはわからないが、
メールの上では彼女はとても素直で反省しているようだった。
違約金も払うという事なので、謝罪は素直に受け取った。
和解・着地点ーダブル不倫の結末
分割でも満額全部払えと言いたかったが、
倫子の旦那さんにも、すべて事実を話して
謝罪をするという事を条件に
減額をした。
とても意外な形で、違約金請求は決着した。
後日、本当に倫子が夫に事実を伝え、謝罪したことで、
夫同士の裁判も和解に至ったという。
結果として、
・双方慰謝料を支払い
・双方の夫婦関係は修復不能のまま終了
(倫子夫妻は、発覚後すぐに離婚)
どうやって決断したのか、
はっきり覚えていない部分もある。
最初からそんなに強くなれたわけではない。
という形になった。
これがダブル不倫の決着だ。
揉めやすいと言われてるダブル不倫だが、ホントにその通りだった。
2回目に自分で請求した意味
今回、自分で違約金請求をしたことは意味があった。
弁護士に依頼した前回とは違い、
自分の言葉で思いを相手にぶつけることが出来た。
それによって、
気持ちの整理ができた部分が大きい。
最初の慰謝料では埋まらなかった
自分の心の中の違和感が、
どんどん変わっていくのが分かった。
事実を本人から聞けたこと
自分の気持ちをぶつけたこと
本人の言葉で謝罪してもらったことで
ドロドロした憎しみの気持ちから
私はやっと解放された気がした。
まとめー自分軸で考えるー
振り返れば、
ただ一つ言えるのは、
「自分で選んだということ。」
誰に何を言われても、すごく辛くても
結局、自分の納得のいく選択をするしかない。
自分で選んだから今、納得できているのだと思う。
ある人に言われた言葉が頭に残っている。
自分が思うゴールのために
自分は何をするのか?また何をしないのか?
それを自分で選択することが大事。
全部自分。
辛い時に言われたので、特に印象に残っているけど
人生って常に結局この連続なのかな?と思う今日この頃だ。
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全て実体験にもとづいて書いています。
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