真に受けちゃダメ!不倫夫の『お前のせいだ』は、あるあるです

メンタルケア


不倫が発覚して、夫にそれを告げたとき。

私は心のどこかで、最後の望みをかけていた。
許すかどうかは別として、せめてこんな言葉を期待していた。

「申し訳なかった。俺が間違っていた。家族が大切だからやり直してほしい」

でも現実は、全然違った。


不倫を告げたとき、夫は謝らなかった

私が夫の不倫を知っていることを告げたとき、夫は一切謝りませんでした。
悪びれる様子もなかった。

それどころか——

「家にくつろぐ場所がなかった。お前のせいだよ」
「俺は被害者だ。15年間ずっと我慢してきたんだよ」
「受験終わるの待ってたんだよ」
「お前は今まで自分が何をしてきたかわかっているのか?」
「家事のレベルが低くて、我慢できないんだよ」

呆然とするような言葉の数々。
言われた瞬間、頭が真っ白になりました。

不倫をしたのは夫なのに、なぜ私が責められているのか。
混乱と怒りと悲しみが一度に押し寄せてきて、言葉が出なかった。

でも、これめちゃくちゃよくある話なんです

ここで声を大にして言いたいことがあります。

この「不倫を妻のせいにする」という行動、本当によくある話なんです。

「私も同じこと言われた!」         という人がとても多いです。
言われた言葉の内容まで、驚くほど似ています。

「家が居心地悪かった」
「お前が冷たかったから」
「俺だって被害者だ」

笑ってしまうくらい、みんな同じことを言うんです。

つまり、これはあなたが特別ダメだったわけじゃなくて、不倫した人間が使う、お決まりのパターンなんです。

心理学的に説明できる、夫の行動

なぜ不倫した側がこんなことを言うのか。
実は心理学的に説明できます。

「合理化」という防衛機制

心理学に「合理化」と呼ばれる防衛機制があります。
自分の行動に対する罪悪感や矛盾を減らすために、
行動の理由を作り出して正当化しようとする、無意識の心理的メカニズムです。

「妻が冷たいから」
「家庭に居場所がないから」
「妻がこうだったから仕方がなかった」

これらはすべて、自分の罪悪感から逃げるための言い訳です。
本当の原因は自分自身の行動にあるのに、それを直視できないから妻のせいにする。

あなたのせいにしているのは、あなたに非があるからではなく、
自分の罪悪感に耐えられないからなんです。

「被害者の非難」という心理

さらに「被害者の非難」という心理もあります。
本来の被害者であるあなたに責任を転嫁することで、自分を守ろうとするのです。

自分の行動に責任を取りたくない人間が、無意識に使う自己防衛です。
あなたを攻撃しているのは、あなたが悪いからではなく、自分を守るためです。


「タイミングを見計らっていた」という事実

後から知ったことがあります。

夫は、ずっと前から不満を抱えていたと言いました。
でも、それを私にぶつけるタイミングを見計らっていた、と。

そのタイミングが——娘の中学受験が終わった直後でした。

当時、一人娘の中学受験で必死になっていた私。
毎日の塾の送り迎えに、お弁当づくり。すごく大変だったけど大切な一人娘のために
頑張っていました。といっても、常識の範囲だったし、一時的なことで、
合格をしたらもとの3人の楽しい生活を送っていこう。
それを夢見て目標に向かって家族で一丸となっているはずでした。

しかし、受験が終わった安堵も束の間。
私が一番消耗していたその時期に、夫はすでに不倫をしていて、
受験が終わるのを待っていたという。

それでも夫は言いました。「俺は被害者だ」と。

計画的に動いておきながら、被害者だと言い張る。
その矛盾に、私はしばらく気づくことすらできませんでした。


言葉はリフレインする。でもそれは事実じゃない。

今の私は元気に生活しています。
旅行にも行くし、娘と二人で笑える毎日を送っています。

それでもふとした瞬間に、あの言葉が頭をよぎることがあります。

幸せそうな家族を見たとき、みんなが立派な家庭人に見えるPTAの集まりに行ったとき。

「私は最も長く一緒にいた夫にダメな妻だと烙印を押された人間だ」
と、一瞬頭をよぎる。

でも今の私にはわかっています。

あの言葉は、夫の罪悪感から生まれた言葉であって、事実ではない。
私が家事が下手だから不倫したのではない。
私が家をくつろげない場所にしていたから不倫したのではない。

不倫は、100%夫の選択なんです。


同じような言葉をかけられたあなたへ

あなたは悪くない。
そして、そう言われたのはあなただけじゃない。

驚くほど多くの人が、同じ言葉を浴びせられています。
「お前のせいだ」「俺は被害者だ」
——これは不倫した人間のお決まりのセリフです。

言われた言葉が頭から離れない夜があるかもしれない。
それはあなたが弱いからではなく、それだけ深く傷ついたということです。

でも覚えておいてください。
その言葉は事実ではなく、不倫夫が自分の罪悪感から逃げるための言い訳に過ぎません。

気にしなくていい。 あなたのせいじゃない。

ひとつだけ言えること
不満があるなら、不倫する前に話し合うべきで、それができなかった。それは、そのレベルの人間だったという証拠です。


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