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1年半ぶりに夫と対面した公証役場。そしてその足で市役所へ。
離婚届を提出したその日のリアルな記録。
年末、最後の平日。すべてを終わらせる日
私は年末の迫った日の平日、某公証役場に向かった。
仕事は最も近い上司にだけ話して、お休みをもらった。
持ち物を何度も何度も確認した。
- 印鑑
- 身分証明書
- 離婚届
約束の時間、AM11:00少し前に到着した。
公証役場って、こんなところ
○○公証役場 ▲▲ビルディング3F
ものすごく歴史のありそうなビル。
昭和レトロという感じだ。トイレに寄ってみたら、和式があった笑
古い病院と市役所を合わせたような、独特の雰囲気を持った事務所だ。
受付があって、奥の方にいくつか個室がある。
受付には年配の女性がいて、来る人をてきぱきとさばいていた。
金縁のチェーンがついた眼鏡をかけて、赤いセーターを着たショートカットの、
いかにも仕事のできそうな女性だ。
「●●です」と受付に告げると、「座ってお待ちください」と言われる。
黒い革の長椅子に腰かけて待った。
まだ夫は来ていないようだった。
夫と1年半ぶりの対面
私はそわそわしながら待った。会いたくはないが、仕方がない。顔を合わせるのは1年半ぶりだ。
離婚の案件で来ているのは私だけなのか?他は遺言とかそういうことなのだろうか。
高齢のおばあさんと付き添いの方、ビジネスマン風の方など、いろいろな方がいた。
時間ギリギリに夫がやってきた。
挨拶もせず、無言。
目も合わせようともしない。
個室に促され、私は夫と対面して座った。
そこへ公証人がやってきて、誕生日席の位置に座る。
恰幅の良い、60代くらいの白髪の男性だった。
この人が、なかなか返事をくれなかった公証人か。と思ってしまった笑
年末はきっといくつも案件があってお忙しいのだろう。
いよいよ調印
公証人は「では始めます」と言い、淡々と事前に作った公正証書を読み始めた。
何度も読み直して穴が開くほど見た文面だったが、改めて読むと「これでよかったのか?」
とちらっと思った。でもそんなことは言えるはずもなく、進行していった。
正面に座っている夫は、これ以上ない仏頂面で聞いている。こんな顔だっけ?
私は気が散ってばかりだった。
読み終わると、順番に調印をした。
上手く印が押せるか、ドキドキしたが、上手くいった。
調印。そして気まずすぎる沈黙
手数料を支払う段階になって、公証人が一度席を外した。
……数分経っても戻ってこない。
え。。。。夫と密室で2人きり。
目も合わせないし、話すことなんかない。ものすごく気まずい空気が流れる。
早く戻ってきてよー。
夫のスーツ、安そうだな……とかどうでもいいことを考え始めた瞬間、公証人が戻ってきた。
ほっ。。。よかった!
手数料を支払い(カード払い可でした!)、領収書をもらって終了。
ものの30分ほどで調印から支払いまでが終わった。
すごく、淡々と、あっけない「作業」という感じだった。
公正証書について
出来上がった公正証書の正本と謄本を受け取る。
夫婦双方がそれぞれ1通ずつ、合計2通を持ち帰る。
正本は強制執行力があるため、通常は債権者側=私が受け取った。 謄本は夫が持ち帰った。
原本は公証役場で20年間保管されるとのことだ。
紛失したら再発行も可能。
👉公正役場・公正証書について詳しく書きました。こちら
「じゃあ。」それだけだった
無事に公正証書を手にして、公証役場を出た。
エレベーターに一緒に乗り込んだが……無言。
ビルの外に出て「じゃあ。」
それだけ言って、夫と私は振り返らずに正反対の方向へ歩き出した。
おそらく、もう2度と会うことはないだろう。
出会って25年、一緒にいた人との終わりは本当にあっけないものだった。
とっくに自分の中の気持ちは終わっていたのだなと実感した。
その日は寒かったけれど、とってもいい天気で、快晴。
駅に向かう自分の足取りが一段軽くなったことを覚えている。
その足で市役所へ〜離婚届提出
公証役場を出て、その足で市役所に向かった。
その前に腹ごしらえ。
ものすごくお腹が空いていた。
市役所の最寄り駅の駅ビルでとんかつ定食を食べた。
普段あまりとんかつは食べないのだけど、
なんか元気が出そうな気がして。
すごくおいしかった。
市役所は年末でかなり混み合っていた。順番が来て呼ばれると
・以前出していた不受理届の取り下げ書類を提出
・離婚届を提出
・子供の学校の関係で、名字は変えないことにしたので
「離婚の際に称していた氏を称する届」も提出した。
子供と私だけの戸籍を作るには、家庭裁判所に書類を出して承認されてから
手続きするよう言われた。
その後、子育て支援課に行って「母子家庭の手引き」をもらい、手当について説明を受けた。
疲れてしまってあまり頭に入らなかったが、一応ひと通り聞いた。
怒涛の一日が終わった
一日で公正証書の調印から、離婚届提出、もろもろの手続きまでやり切ったら夕方になっていた。
いやー、本当に怒涛の一日!
市役所で働いているママ友がロビーで待っていてくれて「お疲れーー!!」と迎えてくれた。
とっても嬉しかった。一緒に帰った。
なんか充実感というか、やっと終わった、やり切った達成感で、
家で飲んだビールが、めちゃくちゃおいしかった。
そして、年越しカウントダウンへ
離婚から2日後、その年の大晦日、娘と私はテーマパークでカウントダウンに
参加して年越しをした。
これまで離婚に向けて頑張ってきた自分へのごほうびと、
娘への「これから楽しもうね、これからもよろしくね」という気持ちを込めて。。。
夜中にジェットコースター乗ってサイコー!!!って叫んでた笑

ロードマップ、離婚編ゴール!
ここで、私のロードマップ 離婚編はゴールです。
自分の気持ちを整理したくて、
それが今悩んでる人に少しでも届けば、と思って始めてみましたが
たくさんの方に読んでいただいて、本当にありがとうございます。
娘の中学受験の直後に夫の浮気に気づき、証拠集め、弁護士探し慰謝料交渉、裁判所通い、銀行に電話しまくって、ローン組んで、離婚条件交渉して、行政書士にイライラして、公証役場へそして離婚成立——
離婚という山を登り始めたけど、 道のりが長すぎて
これ今何合目??って思って途中で何度もくじけそうになった。
途中の坂もキツすぎた。
でも、途中で下山するわけにもいかない。
素晴らしい景色が待ってるって信じて登り続けるしかなかった。
登り切ったら
本当に自由で、穏やかな景色がありました。
頑張って本当に良かった。
最初から強かったわけじゃない。
自分で選択を続けているうち
自分が思っていた以上に、強くなっていったというのが正しいと思う。
できればしたくない経験だったけど
こんなに自分で考えて、調べて、選択して、自分で動くことって
いい年してあまりしてこなかったから
自分を大きく成長させてくれた
貴重な経験だったのかなと思う。
その過程では、今まで出会えなかった人とも出会えて、助けてもらった。
全てに感謝です。
次は「シングルマザー編」へ
ってきれいにまとめたけど、まだまだ大変なこともあります笑!
これからなんです。娘の大学もこれからですし。
ここからは、
シングルマザーとしての生活、お金、教育費、投資、老後など
気になる話を書いていきたいなと思ってます。
離婚は実はゴールではなく、スタートでした。
お金の事、子供の事、仕事の事。一人で全部やるってこういうことかって知ることになります。
👉 シングルマザーのお金
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全て実体験にもとづいて書いています。
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