離婚したら家事は増えた。でも、なぜかラクになった話

シングルマザー日記|あやのひとりごと

「洗濯物お願いしていい?」

「ゴミ出しておいてもらっていい?」

結婚している時、夫に頼んで断られたことはなかった。

でも、いつも全身から
「やればいいんでしょ」
というオーラが出ていた。

家事は女がやるものという文化

元夫は、家事は女がやるものという価値観の家庭で育った人だった。

義母はいい人だったが、

「男がベビーカーなんか押すもんじゃないよ!」

と真面目に言ってしまうような、
今の時代ではなかなか聞かない考え方の人だった。
昔の人なので仕方がないかもしれないがかなりの男尊女卑の家だった。

だから家事をお願いしても主体性がない。

全部やらされ感。

「なんで俺が?」

そんな空気が常にあった。

食後のお皿もキッチンのカウンターに形だけ下げるだけ。

その後はスマホを見ながらひっくりかえって、そのうち大いびきをかいて寝てしまう。

私はその爆音を聞きながら洗い物をしていた。

それが、ものすごくストレスだった。

口は出すけど、手は出さない

そのくせ、自称キレイ好き。

家が散らかっていると舌打ちをする。

口は出すけど、手は出さない。

今こうして書いていても、
「何それ?」
と思ってしまう。

私が会社の飲み会などで夜出かける時は、

「この日は早く帰ってきてね」

と前もってお願いした上で、
娘と夫の夕食まで用意して出かけていた。

なのに夫は毎日のように連絡もなく飲み歩き、
朝帰りやタクシー帰りも珍しくなかった。

そして挙げ句の果てには不倫。

離婚の話になった時には、

「家が片付いていないからストレスだった」

「家事のレベルが低すぎた」

という耳を疑うような言葉まで返ってきた。

はぁ?

心底あきれて言葉も出なかった。

時代は変わったのか?それとも人による?

今の職場の若い男性たちを見ていると、
カルチャーショックを受ける。

育休を取るのも当たり前。

「やっと離乳食始まったんですよ!」

「保育園の見学どこにしようかな」

「乾燥機買ったんです!家事が楽になりそうです」

家族のことをちゃんと自分ごととして考えている。

時代が変わったのか。

それとも人によるのか。

夫がだめすぎだったのか、
若い世代が素晴らしいのか。

きっと両方なのだと思う。

期待して、消耗しての繰り返し

そばにいるから期待してしまう。

「少しくらい分担してよ」

と思ってしまう。

でも、その人はそういう価値観で育っている。

変わらないし、変えられない。

そもそも変わる気もない。

ある時、家が片付いていないことを責められて、

「たまには、あなたがやってよ」

と言ったことがある。

すると離婚の話し合いの時に夫は、

「片付いてないことを指摘したら、お前は『あなたがやれば?』って言ったよな?あれは信じられなかった」

と鬼の首を取ったように言った。

は?笑

それくらい、私たちは根本的な考え方が違った。

江戸時代くらいで時間が止まっていたんじゃないかと思うくらいだ。

それなのに私は、
少しでも家事に協力してもらいたいと期待し続けていた。

期待して、消耗して。

また期待して、また消耗する。

その繰り返しだった。

気づけば不満ばかりが積み重なり、
夫へのリスペクトもなくなっていたと思う。

でも、だからといって不倫していい理由にはならない。

離婚した今

離婚して、期待する相手がいなくなった。

期待しないから傷つかない。

自分のペースでやるだけ。

家事の負担そのものは増えたかもしれない。

でも、精神的にはものすごくラクになった。

そして不思議なことに、
結婚していた頃より家が片付いている。

夫の物を大量に処分した影響もあると思う。

でも、それだけじゃない。

「なんで私だけがやらなきゃいけないの?」

と思いながらやる家事と、

「よし、これやろう」

と思ってやる家事は全然違う。

離婚したら全部ラクになるわけじゃない。

家事は全部自分でやらなきゃいけないし、
お金の不安だってある。

それでも、

「なんで私だけが」

と思いながら過ごす毎日から解放された。

それは私にとって、
想像していた以上に大きなことだった。

いろいろあった結婚生活。離婚までの道のりをロードマップに綴りました👇

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