正直に言うと、
離婚して1年半が経った今私は、離婚してよかったことしかないと感じています。
もちろん離婚前は全くそんなこと思えませんでした。
離婚前の私
離婚前の私はむしろ真逆です。
教育費が不安。
老後資金が不安。
住宅ローンが不安。
娘への影響も不安。
だから私は、娘が大学を卒業するまで離婚しないつもりでした。
不倫した夫から婚姻費用だけもらって、
のらりくらりと先延ばししようと思っていたんです。
W不倫をした有責配偶者の立場で、
離婚したいなどと言ってくる夫への復讐です。
家を出て、多分、不倫相手と半同棲状態だった夫は
「そろそろ、本当に離婚してほしい」という催促を定期的にしてくるようになりました。
そのたびに私の気持ちは揺れて、そのことしか考えられない状態になりました。
(夫の思うツボなんですけどね笑)
考えに考えて、「まだ今は、考えられない」という返事を毎回していました。
同じことを何回か繰り返していた、ある時気付きました。
離婚条件のことを考えすぎて、
頭がパンクしそうになっている自分に。
頭だけじゃなくて、頭のてっぺんからつま先まで。
「離婚」でいっぱい。
「どんな条件なら、私は離婚するのか?」
という自問自答を永遠にしていました。
財産分与。
養育費。
住宅ローン。
慰謝料。
毎日毎日、四六時中そのことばかり考えていました。
もしかして、私、娘が大学を卒業するまで、この状態が続くの!?
え、そんなの絶対に嫌だ!!無理。
そう思いました。
そこで私はシンプルに考えました。
「なぜ私は離婚できないのか?」
Q.夫のことがまだ好きでやり直したいのか? →A.100%違う。
Q.娘がかわいそうだからか?→A.むしろ今の状況の方がかわいそう。
Q.お金が不安→A.漠然と不安
離婚できない理由はやっぱりお金
お金の不安で離婚できない、そういう人がとても多いと思いますが
私もやっぱりそうでした。
だけど、その頃の私は、
お金の「何がどれくらい」不安
なのかもよく分かっていませんでした。
教育費なのか。
老後資金なのか。
住宅ローンなのか。
ただ、漠然と全部不安だったのです。
だから調べ始めました。
いつ、どれだけ必要なのか?
そして調べれば調べるほど、
「思っていたより何とかなるかもしれないな。」と思えるようになりました。
「思ったより、お金があったわ!」という事ではなく、
ひとり親には、いろいろな制度があったり、普通に生きてたら知らなかった支援がある。
返済不要の給付型奨学金の制度を知ったことも大きかったです。
また、別居後から、新NISAが始まり、ちょうど相場が良くなって、
少しづつ資産が増え、将来への「何とかなるかな?」感も生まれてきました。
もちろんお金の不安がゼロになったわけではありません。
不安は残っているんです。
でも、同時に見えてきた事もありました。
それまでは全く見えていなかったことです。
それは何でしょうか?
「離婚しないことで失うもの」
それは時間です。
私は50代前半。
もし娘が大学を卒業するまで待ったら60手前です。
あと4年。
数字だけ見ると短く感じるかもしれません。
でも50代の4年は大きい。
住宅ローンの選択肢も減るかもしれない。
副業を育てる時間も減る。
老後資金を作る時間も減る。
そして何より、
自分自身の人生を生きる、楽しめる時間が減る。
お金ないことを心配していましたが
時間だけは、お金で買うことができません。
四六時中、離婚条件を考えてる場合じゃないんです。
夫に復讐しているつもりが、
気が付いたら、楽しむ時間がなかったなんて笑えない。
結果として私は離婚を早めることを選びました。
娘が高1の時でした。
同世代のスターの死
残された時間を強く実感した
もう一つ大きかった出来事があります。
中山美穂さんが54歳で亡くなったことです。
私たち世代にとって、中山美穂さんは特別な存在でした。
ドラマでも歌でも活躍していて、
ずっと当たり前にいる人だと思っていました。
だから訃報を聞いた時、本当に信じられませんでした。
54歳。ほぼ同年代です。
その時、ふと思ったんです。
私にはあと何年あるんだろう。
実際、来週私は大学時代の友人たちと旅行を計画しています。
以前なら
「また今度ね」
「いつか行きたいね」
で終わっていたかもしれません。
でも今は違います。
また今度が来る保証なんてどこにもない。
初めて、「いつか」が来ない人生もあるんだと思いました。
行きたい場所には行く。
会いたい人には会う。
やりたいことはやる。
そう思うようになりました。
離婚条件を考えつづけるか?
決着をつけて、自分の人生を楽しむか?
結論を出すまでには、本当に、迷って、考えて、立ち止まって。
いろんな意見も聞きました。
でも、最後の結論を決めるのは自分しかないんですよね。
今思う事
そして今思います。
あの時決断して、離婚して、本当に、よかった。
大切な娘の受験期に離婚問題を引きずらず、笑顔で向き合える。
毎日不倫や離婚条件のことを考えなくてよいので、心が穏やか。
離婚の呪縛から精神的に自由になれた。
将来のことを前向きに考えられるようになった。
推し活?もちょっとしている🤩
もちろん離婚をやみくもに勧めたいわけではありません。
離婚した後の不安ばかり見ていた私。
でも実際には、
「離婚しないことで失うもの」
の方が大きかったのかもしれません。
時間だけは、お金で買うことができません。
だから私は動くことを選びました。
娘の教育費も。
自分の老後資金も。
そして人生そのものも。
全部あきらめたくなかったから。



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